『めぐりあう日』のルコント監督直撃 小津安二郎の大ファン「沈黙の部分が好き」 2016/7/27 ★大人のエンタメ孤児だった自身の体験を映画にし、鮮烈なデビューを飾ったウニー・ルコント監督(49)。その「冬の小鳥」から6年、長編2作目となる「めぐりあう日」を完成させた。わが子を捨てた側の視点も交えた感動作だ。ルコント監督は韓国の児童養護施設で育ち、9歳のときに養子としてフランスへ渡った。「冬の小鳥」では孤児たちの絶望と再生を描き、さまざまな国際映画祭で受賞。デビュー作とは思えない手腕を見せた。