映画『めぐりあう日』:里子に出された女性が自分のルーツを探す旅

自分のルーツを探す旅自分は捨てられたのではなく預けられただけ。そう心に念じながら結局はもらわれてゆく少女を描いた『冬の小鳥』。孤児の心情を丁寧に見つめたルコント監督の自伝的デビュー作だが、2作目は背景こそ違うものの後日談のような話。幼い頃、里子に出された女性が自分のルーツを探す旅だ。パリの夫と別居し、ひとり息子と港町ダンケルクに移り住むエリザ。目的は生母探し。強い意志を持った目は『冬の小鳥』の少女...

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