「ゴースト・イン・ザ・シェル」の一体どこが「攻殻機動隊」なのか。テーマ以外の全てである 2017/4/20 史上最も分かりやすい攻殻機動隊。それがハリウッド版『ゴースト・イン・ザ・シェル』だ。 仕事しながら自分探しもする少佐 今までたくさん映像化されてきた攻殻機動隊だけど、今回のハリウッド版『ゴースト・イン・ザ・シェル』の話のコアになるのが、スカーレット・ヨハンソン演じる"少佐"の「自分探し」である。例によって少佐は全身をパワーもスピードも生身に大きく勝る機械の身体に置き換えている(これを劇中では「