【映画評】人生タクシー

イランの首都テヘラン。ジャファル・パナヒ監督が運転する1台のタクシーに、さまざまな乗客が乗り込んでくる。死刑制度について議論する女性教師と路上強盗、海賊版DVDを売って一儲けを企むビデオ業者、ある女性は夫が交通事故に遭ったと泣き叫び、金魚鉢を抱えた老女2人は何やら急いでいる。さらに、映画の題材に悩む小学生の姪っ子まで。個性豊かなな乗客たちが繰り広げる人生模様から、知られざるイラン社会の“今”が見え

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