渡瀬恒彦の“柔”の魅力がしみるラブストーリー! 2017/4/18 1983年作品(97分)/松竹/2800円(税抜)/レンタルあり 渡瀬恒彦は八〇年代になる頃、所属していた東映だけでなく、松竹や角川など他社の映画作品にも出るようになる。 それでも当初は東映時代と近い、観ていてヒリヒリしてくるような迫力をまとったイメージの役柄が多かった。 が、段々と芝居の幅が広がっていく。原田知世を相手に終始デレデレした雰囲気を見せた角川の『愛情物語』に代表されるように、