長崎で被爆した作家が、福島原発の惨事に憤りながら遺した言葉

8月9日に運命が決定した男女 長崎での被爆体験の語り部として、原爆と被爆の実態を問い続けた作家の林京子さんが今年2月19日に亡くなられた。 1981年に発表された長編小説『無きが如き』がNHKの夏期ドラマ特集として企画されたとき、おこがましくも私が脚本を担当することになった。 取材でお会いした林さんからは、日常の隅々までに拘(こだわ)って生きる独自の感性に貫かれた佇いが凛として匂い立っているようだ

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