元科捜研所長 刑事ドラマに「3割のリアル」与える監修術

撮影現場で細かく指示を出す倉科氏(左)「ホトケさん(遺体)が乗ってる車の位置を特定するため、そのメジャーで電柱との距離を計ったりするんだよ」  4月20日から放送が開始される刑事ドラマ『緊急取調室』(テレビ朝日系、木曜21時~)の撮影現場に、監督や俳優たちに次々と指示を出す人物がいた。  老練な刑事のような雰囲気を醸すその人は、倉科孝靖氏。1969年、警視庁の刑事を拝命以降、科捜研所長や渋谷署の署

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