巨匠・ミュシャが16年かけて描いた祖国チェコへの思いとは? 2017/4/8 「スラブ菩提樹の下でおこなわれるオムラジナ会の誓い」/「スラヴ叙事詩」中、唯一未完の作品。「チェコスロヴァキア建国から8年が過ぎ、時代が変わって批判も生じ、ミュシャ自身にも考えるところがあって描き切ることができなかったのかもしれません」(国立新美術館主任研究員・宮島綾子さん)。ハープを演奏する女性は娘、右手に座る青年は息子がモデルとなっている 6月5日(月)まで国立新美術館で開催中の「ミュシャ