筑豊と歩む葦ペン画家 ぼた山、白蓮、嘉穂劇場…60年で2万5000点 飯塚市の諸藤さん

ぼた山、遠賀川、歌人の柳原白蓮…。筑豊にゆかりのある風景や人物を描いて60年、作品は2万5千点近い。福岡県飯塚市の画家諸藤浩之さん(93)。オランダの画家ゴッホもデッサンに用いた葦(あし)ペンで描く絵の第一人者だ。「下書きはしない。ものをしっかり見つめて描く」。筑豊の歴史を描く画家は7日から、市内で90回目の個展を開く。 河原に群生する葦。葦ペンと出合ったのは1956年、高校教諭の時だ。戦時を生き

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