『SING/シング』は現代女性の“自立”も描くーーフェミニズム映画としての側面を読む

子ども向けかと思いきや、大人も楽しめる。『SING/シング』もまさしくそんな作品だった。コミカルに描かれたキャラクターたちだが、それぞれの生い立ちは意外と現実的で、リアルな人間社会と大きくリンクしている。中でも、ロジータ、アッシュ、ミーナという3人の女性キャラには、同じ女性としてとりわけシンパシーを感じた。夢を追う過程で、自分自身を受容していく彼女たち。その描写からは、フェミニズム的なメッセージも

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