『アナ雪』はフェミニズム映画のスタンダードに? 映画の新たな評価軸“F-rating”の意義と課題
世界最大の映画データベースIMDbが、掲載しているそれぞれの映画に対し“F-rating”(Fの評価)を始めた。これを聞いた時、筆者の頭に真っ先に浮かんだ“F”を意味するものは、俗にフォーレター・ワードと呼ばれ、下品とされるあの言葉だったが、フェミニストもしくはフィーメール“F”だという。
昨年、一昨年とアカデミー賞の主要俳優部門にノミネートされた20人が全員白人だったことから、黒人俳優や監督ら