【著者に訊け】木下昌輝氏 『敵の名は、宮本武蔵』 2017/3/2 木下昌輝氏が『敵の名は、宮本武蔵』を語る【著者に訊け】木下昌輝氏/『敵の名は、宮本武蔵』/KADOKAWA/1600円+税 二刀流、とはいっても、あの大谷クンではない。その元祖代名詞的存在、宮本武蔵玄信、幼名弁助が、本書の主人公たちの、さらに敵役という趣向である。 木下昌輝著『敵の名は、宮本武蔵』は、弱冠13歳で有馬喜兵衛を破って以来、約60戦全てに勝利したとされる武蔵に、討たれた側の物語。先