直木賞は逃したが加藤シゲアキ「なれのはて」には作家生活11年が結実している 2024/1/18 NEWS加藤シゲアキの最新作「なれのはて」のカバーNEWS加藤シゲアキ(36)の小説家としての最新作「なれのはて」が、第170回直木賞の受賞を逃した。17日に都内で選考会が行われ、受賞作が発表された。河崎秋子氏の「ともぐい」と、万城目学氏の「八月の御所グラウンド」が受賞した。 ◇ ◇ ◇ 加藤シゲアキの長編6作目となった「なれのはて」はミステリーの体裁をとりながら、人間の業(ごう)