神戸母子寮で被災、母亡くした男性が生き別れた兄と再会…墓前で「やっと兄ちゃんと来れたよ」

阪神大震災で母を亡くし、児童養護施設で育った神戸市須磨区の鈴木佑一さん(34)は昨秋、生き別れになっていた8歳上の兄と約20年ぶりに再会した。17日に東遊園地で開かれた追悼式典で、遺族代表としてあいさつした佑一さんは「多くの人に支えられ、止まっていた家族の時間が動き出した」と語った。 母・富代さんの形見のマフラーを身につけ、遺族代表であいさつする鈴木佑一さん(17日午前5時53分、神戸市中央区

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