子供たちを訪ねて20年ぶりに上京した老夫婦、優しい心遣いを見せたのは一人だけ…小津安二郎の代表作「東京物語」を採点!

〈あらすじ〉  広島・尾道で暮らす平山周吉(笠智衆)、とみ(東山千栄子)の老夫婦は、東京で暮らす子供たちを訪ねて20年ぶりに上京する。長男の幸一(山村聰)の家族、長女・志げ(杉村春子)夫婦にも会うことはできたが、徐々に肩身が狭くなっていく。開業医の幸一も美容院を営む志げも毎日忙しく、両親の相手をする余裕がないのだ。周吉たちの東京見物に付き合い、優しい心遣いを見せたのは、戦死した次男の妻・紀子(原節

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