歌舞伎写真家の福田尚武さん死去 78歳、両脚失っても舞台を撮影

"歌舞伎ファンからも愛された福田尚武さん=2012年" 糖尿病で視力が弱り、両脚を切断しても車いすで劇場に通い、撮影を続けた歌舞伎専門の写真家、福田尚武さんが10月8日、腎不全で亡くなった。78歳だった。葬儀は近親者で営んだ。喪主は姉紀代子(きよこ)さん。2013年春、バリアフリー化が進んだ歌舞伎座の再開場を喜ぶ福田尚武さん=東京都中央区の歌舞伎座前 日大芸術学部在学中に歌舞伎の舞台を撮り始めた。

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