電気不要の「気化熱冷蔵庫」世界青少年発明展で小6銀賞 災害がきっかけ「人の役に立つもの作りたい」
世界各国の子どもたちの創造性を養う「世界青少年発明工夫展」の発明くふう部門で、各務原市の那加第一小学校6年の蓑島涼君(12)が銀賞に輝いた。作品名は「どこでも気化熱冷蔵庫」。液体が蒸発する際に周囲の熱を吸収する作用に着目し、電気がなくても使える冷蔵庫を作った。地震などの被災地のニュースを見たのをきっかけに、停電時でも食べ物を冷やせないかと思いついたという。作品は5年生の夏休みに制作。冷却効果を高め