映画「ふきげんな過去」/ある夏、戸籍も抹消された前科持ちの未来子が帰ってきた――

東京・北品川のエジプト風豆料理屋「蓮月庵」で暮らす果子(二階堂ふみ)は、毎日が死ぬほどつまらない。とはいえ、抜け出してどこかへ行くこともできず、無為な夏を過ごしていた。ある日、果子たち家族の前に、18年前に死んだはずの伯母・未来子(小泉今日子)が戻って来る。「あたし生きてたの」。戸籍も抹消された前科持ちの未来子は「自分が果子の本当の母親だ」と言い出す。 戸惑う果子の家族に対し、未来子はあくまで図々

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