京都国立近代美術館 開館60周年記念「京都画壇の青春ー栖鳳、松園につづく新世代たち」~展覧会#47~

京都画壇 「京都画壇」という言葉をよく聞く。文字どおり京都で活躍した画家たちの総称である。明治以降の近代の画家たちを指す言葉だと思っていたが、その原点は江戸時代に活躍した狩野派・土佐派などの幕府や大名に仕えた御用絵師や、さらに町中で絵を描いていた円山派・四条派などといった町絵師たちにまでさかのぼる。 明治時代初期の京都は、江戸時代から続くこれらの流派が画壇の基盤になっていた。この時期を代表する画家

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