飯豊まりえ「暗黒女子」で見せた女優としての“進化”と“真価”

美しい花には棘がある――はちきれんばかりの笑顔が眩しい飯豊まりえは、清水富美加とダブル主演を飾った「暗黒女子」の役づくりで、この言葉を完璧に体現してみせた。「薔薇」というキーワードをもとに創出したキャラクターは、飯豊自身が放つ煌めきも相まって、そのドス黒い本性に思わず身震いするほど。自身に宿らせた“悪の華”と真っ向から対峙した彼女にとって、本作は“進化”と“真価”を見せつけた女優としての記念碑的作

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

CLOSE
CLOSE