【悼む】カンヌの“せいじゅん”派に笑顔

東京タワーの下に建てられたテント小屋で上映された「ツィゴイネルワイゼン」が話題になり、筆者が籍を置いていた大学の映画サークルも鈴木清順監督を招いた。それが最初の出会いだった。  翌81年の「陽炎座」に続き、10年の時を経て「夢二」で大正浪漫3部作が完成したが、その時には既にスポニチの映画記者になっていた。「夢二」は南仏カンヌ国際映画祭に招待され、現地に飛んで取材した。竹久夢二の世界を“女体”で表現

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