文庫書き下ろし時代小説で人気の坂岡真さん、秀吉の権力を本因坊の視点から描く新刊 2023/10/25 文庫書き下ろしの時代小説で人気の作家、坂岡真さん(62)=写真=の『太閤暗殺』(幻冬舎)は、豊臣秀吉の死を巡る長編小説だ。権力者のそばにいた碁打ちの視点から、歴史の背後にあるドラマを描き出した。 (写真:読売新聞) 「戦国時代は書き尽くされたと思っていたが、新たな切り口を見つけられた」と語る。主人公は、織田信長らに仕え、当代一の碁の名手だった本因坊算砂(1559~1623年)だ。若い頃は日