父の高座姿に感動し入門、一龍斎貞鏡が講談と4児の母「二刀流」で真打ちに…最初は「ダメだ」と断られ

物おじしない、凜(りん)とした高座姿で人気の講談師、一龍斎貞鏡が10月、満を持して真打ちに昇進した。世襲を前提としない講談界で祖父から3代続く講談師は初めてという。また、4人の子を持つ母親でもある。「自分の人生経験をまるっと講談に生かしたい」と快活に抱負を語る。(森重達裕)  貞鏡は37歳。祖父は七代目、父は八代目の一龍斎貞山、義理の祖父が神田伯龍だが、自身は20歳になるまで全く講談に触れる機会は

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