【料理エッセイ】七味屋台のおじいさんは渥美清の親友?!

初詣の楽しみはなんと言っても出店である。参拝の行列に並走し、所狭しと建てられた屋台の量はいつ見ても圧巻。普段、そのお寺や神社を訪れるときと同じ空間と思えないほど見事に領域展開された即興の商店街はもはや芸術だと思う。  そんな中でも、お正月、わたしが欠かさず訪れるのは七味唐辛子の屋台。好みに合わせて調合してくれるのが嬉しいのはもちろん、なんと言っても唄うような口上が気持ちよく、ついつい聞き惚れてしま

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

CLOSE
CLOSE