「上演を重ね古典になっていく」歌舞伎俳優の坂東彌十郎が語る、あの時あの舞台の“こしらえ”
坂東彌十郎(ばんどう・やじゅうろう)
歌舞伎俳優。屋号は大和屋。1973年5月歌舞伎座 『奴道成寺』 の所化観念坊で坂東彌十郎を名のり初舞台。1983年より15年間、三代目市川猿之助(二代目猿翁)門下で修業を積む。三代目猿之助演出のオペラ『コックドール』などで演出助手を、坂東玉三郎『夕鶴』では演出を勤めた。昨年のNHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』に北条時政役で出演。祖父は十三代目守田勘弥。父の初代