映画『トランボ ハリウッドに最も嫌われた男』:「ローマの休日」誕生に隠されたある男の物語

『ローマの休日』生みの親、愛と信念を貫いた男の物語。 40年代後半~50年代、ハリウッドにも波及した米政府の『赤狩り』。それに断固抵抗したひとりの脚本家の物語だ。共産党員、あるいは準ずる考えを待つだけで踏み絵のような聴聞会にかけられ、追放されてゆく映画人。苦し紛れに仲間を告発する者もいるなか、ダルトン・トランボは正義をつらぬき収監された挙句に業界から締め出される。けれどここからがトランボの真骨頂だ...

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