2万9800円で購入したコンピュータで…プログラミングに夢中になった大学生とエストニアの少年が繋がった

『ラウリ・クースクを探して』(宮内悠介 著)朝日新聞出版  主人公は、ソ連時代のバルト三国エストニアに生まれたラウリ・クースク。彼の伝記を書くために取材している「わたし」の視点で綴られる物語だ。  ラウリは、学校でКУВТというコンピュータと出会う。情報科学の時代を見据えた先生が熱心に中央に頼み込んで手に入れたコンピュータだ。プログラミングにハマったラウリは、次々とゲームをつくる。  共産主義少

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