人間は「儚い生き物」 妻夫木聡があぶり出す人間の愚かさ

心優しい青年から悲しみを抱えた同性愛者、猟奇殺人鬼まで、どんな役も“ハマリ役”にしてしまう俳優・妻夫木聡が、映画「愚行録」で“役”を観客の創造性に委ねる決断をした。役が持つ感情をあえて抑え、観客に思いを込めさせる絶妙な存在感を放つ。役者として新たな領域に踏み込んだ妻夫木が、他者を語り、自らの愚かさを露呈していく人々の真の姿を浮き彫りにする。 映画は、貫井徳郎氏の直木賞候補小説を映画化したミステリー

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