芦雪の初期から晩年、新たに見つかった初公開作品まで選りすぐりの優品約100件一挙公開『特別展 生誕270年 長沢芦雪』10月7日より開催
伊藤若冲(いとう じゃくちゅう)や曽我蕭白(そが しょうはく)とともに「奇想の画家」のひとりとして国内外から注目を集める長沢芦雪(ながさわ ろせつ/1754–1799)の画業を紹介する大阪では初となる回顧展が、10月7日(土)から12月3日(日まで、大阪中之島美術館で開催される。
江戸時代中期に京都を中心に活躍した画家・長沢芦雪は、写生画の祖である円山応挙の高弟だ。当初は応挙の画風を踏襲してい