文覚上人が治めていた?「遠藤」〈藤沢市〉

遠藤武者盛遠供養碑(上)、八臂弁財天像(提供:江島神社)市北部に位置する地区「遠藤(えんどう)」。近代を代表する民俗学者の柳田国男(1875―1962)は「遠藤という村はよくよく歴史とは因縁のない、無名の地であったという感じを深くする」と述べている。だが、その地名にちなんだ逸話がある。平安時代末期の僧・文覚(もんがく)上人の俗名「遠藤武者盛遠(えんどうむしゃもりとお)」の領地であり、由来になったと

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