直木賞の河崎秋子さん「ともぐい」、北海道が舞台の雄渾な物語…「人生経験が薄い」とニュージーランドで農業に没頭
第170回芥川賞・直木賞(日本文学振興会主催)の選考会が17日、東京・築地の料亭「新喜楽」で開かれ、芥川賞は九段理江さん(33)の「東京都同情塔」(新潮12月号)が選ばれた。直木賞は河崎秋子さん(44)の「ともぐい」(新潮社)と万城目学さん(47)の「八月の御所グラウンド」(文芸春秋)に決まった。副賞各100万円。贈呈式は2月下旬に東京都内で行われる。
直木賞に「ともぐい」が選ばれ、記者会見す