高樹のぶ子「裏切りと秘めた恋。両極端の生を生きた小野小町の十八首の歌から、心の流れを追って。心の中に愛をたくさん抱えて生き切った小町の人生」

(撮影:岡本隆史) 小説家として、そして芥川賞の選考委員として、最先端の文学と向き合ってきた高樹のぶ子さん。70歳を過ぎたら、古典作品を現代小説として書きたいという思いを温めてきたと語ります。そこで前作の『小説伊勢物語 業平』の次に書いたのが、小野小町を題材にした『小説小野小町 百夜』。心の中に愛をたくさん抱えて生き切った小町の人生を綴ります――(構成:小西恵美子 撮影:岡本隆史)(※「高」はた

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

CLOSE
CLOSE