「体験を形にして残したい」 88歳画家、水彩画で伝える平和の尊さ 2023/8/17 戦時下と戦後の暮らしを描いた絵を持つ臼井邦昭さん=丹波市氷上町絹山で2023年8月7日午後5時34分、幸長由子撮影 兵庫県丹波市氷上町絹山の画家、臼井邦昭さん(88)が、戦中から戦後にかけての自身の経験などを18枚の水彩画にした。10歳で終戦を迎えた少年の目線で描かれた絵には、出征した家で農作業を手伝い、学校で当時の敵国の政治家を模したわら人形を竹やりで刺すなど、いや応なしに戦争に巻き込まれて