原爆で母奪われ、書いては破った手記 88歳、書き切った便箋5枚

家族写真を手元に置いて体験を書き記す堀田昭子さん=広島市安佐北区で2023年8月1日、根本佳奈撮影  子どもの頃の出来事を振り返るのはつらく、何度も書くのをためらってきた。それでも残された時間が限られる中、意を決した。「八月六日 私にとってわすれる事は出来ません」。率直な書き出しで始まる便箋5枚の手記。78年前に被爆し、両親を亡くした広島市安佐北区の堀田昭子さん(88)は6日、手記を国立の追悼施

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