路上生活から62歳で作家デビュー、怒涛の刊行ラッシュが続く「最後の無頼派」 最新作で描くのはパチンコ業界に蠢く怪物たち

差別と貧困、色と欲。人間の泥臭い業を軸に、密度の濃いエンタメ小説を次々と発表している作家赤松利市さんの新作「救い難き人」が完成。7月下旬から全国の書店に並び始めた。姫路や加古川といった兵庫県の播州エリアを舞台に、巨大産業「パチンコ」に群がる男たちの狂乱を怒涛の筆致で描き切った。路上生活を経て62歳で作家デビューし、「最後の無頼派」とも称される現在67歳の赤松さんにインタビューを敢行した。【写真】実

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