ファミレスで問題集を広げ怒号を上げていた母と無表情の娘──東大卒の著者が「受験ミステリー」を執筆しようと思ったきっかけとは 『サクラサク、サクラチル』辻堂ゆめ氏インタビュー(前編)

辻堂ゆめ氏 『いなくなった私へ』で「このミステリーがすごい!」大賞優秀賞を受賞して以降、数々のミステリーを精力的に執筆し、22年『トリカゴ』で第24回大藪春彦賞を受賞した辻堂ゆめ氏が、このたび最新刊『サクラサク、サクラチル』を上梓した。本作は東大合格を熱望される高校3年生が主人公の受験青春ミステリーだ。受験の中で歪んでいく親との関係、クラスメートの少女と心を通わせる青春風景、何者かからの嫌がらせ─

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

CLOSE
CLOSE