「日本の“読書バリアフリー環境”の遅れは目につきました」市川沙央氏が芥川賞受賞作で伝えたかった自身の“問題意識”

7月19日、『ハンチバック』で芥川賞に輝いた市川沙央さん。自身と同じ重い障害がある女性を主人公に描いた作品で選考委員から圧倒的な支持を集めた彼女に、受賞の喜びを尋ねた。 【画像】直木賞受賞者の永井紗耶子さん、垣根涼介さんと共に記念撮影に応じる市川沙央さん ©松本輝一/文藝春秋 ◆◆◆  これほどワクワクしながら読み進められる純文学作品は、なかなか現れない。市川沙央『ハンチバック』。あらすじはこ

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