『小説小野小町「百夜(ももよ)」』著者、髙樹のぶ子さんインタビュー。「歌を手がかりに辿った、小町の人生です」
撮影・岩本慶三 文・中條裕子
「歌を手がかりに辿った、小町の人生です」
髙樹のぶ子(たかぎ・のぶこ)さん●1946年、山口県生まれ。’84年「光抱く友よ」で芥川賞、’95年『水脈』で女流文学賞、’99年『透光の樹』で谷崎潤一郎賞、2020年『小説伊勢物語 業平』で泉鏡花文学賞を受賞。ほか『ほとほと 歳時記ものがたり』など著書多数。
小町の名誉を回復したかった、と髙樹のぶ子さんは語る。確か