市川團十郎という「業」〜海老蔵も受け継ぐであろう”運命” 2017/2/13 歌舞伎界の名門中の名門、市川家。だが、江戸時代から350年続く名家の陰には「非業の最期」を遂げた者も少なくなかった。映画監督の篠田正浩氏、歌舞伎エッセイストの関容子氏、歌舞伎評論家であり歌舞伎学会運営委員も務める犬丸治氏が、歴代市川團十郎の生涯を辿る。 市川團十郎/江戸時代から約350年、12代にわたって続く歌舞伎の家元。歌舞伎役者の名跡の中でも最高位と見なされている。屋号は成田屋。定紋は三升。新