市川中車が“両宙乗り”に挑戦 『七月大歌舞伎』初日レポート

歌舞伎座新開場十周年『七月大歌舞伎』が、7月3日(月) に東京・歌舞伎座で開幕。その初日レポートが到着した。 昼の部は、スペクタクルな展開で描く忠臣蔵の後日譚『菊宴月白浪(きくのえんつきのしらなみ)』。歌舞伎の三大名作のひとつ『仮名手本忠臣蔵』をもとに鶴屋南北により独創性豊かに描かれた本作は、文政4(1821)年に初演されたのち、昭和59(1984)年に実に163年ぶりに三代目猿之助(現・猿翁

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