なぜ性加害者が守られる?アデル・エネルの映画界引退を機に、フランス映画界の構造的問題を考える

Text by 岩見旦Text by 佐藤久理子2023年5月、『燃ゆる女の肖像』(2019年)や『午後8時の訪問者』(2016年)で知られるフランス俳優のアデル・エネルが、「フランス映画界に蔓延する性犯罪の擁護」を理由に映画界引退を明らかにした。これは、エネルがフランスの映画興行に大きな影響をもたらすと言われる週刊誌『テレラマ』のインタビューに答える代わりに送付した公開レターのなかで表明したもの

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