スケッチブックから飛び出す3Dアート 永井秀幸が描く世界

『スケッチブック上の住人』(2013年) 日中もカーテンを閉め切り、タングステンランプのオレンジ色の光の中で、シャッ、シャッと鉛筆を運ぶ音だけが聞こえる。生み出される作品の奇抜さからすれば、制作現場は驚くほど狭い。大阪市内の6畳一間ほどの住居兼アトリエが、今話題の新進気鋭の3Dアーティスト・永井秀幸(25)の製作現場だ。  描く作品は、目の錯覚を利用した3Dアート。ある一定の角度から見ると、スケッ

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