「人に愛されないことがどれだけ悲しいか」夫の浮気に傷つき、追い詰められ…大竹しのぶ(65)が捉える“ひとりの女性の人生”
「舞台でセリフに書かれている人生を生きることが、いますごく楽しいんです。自分を発散して、生き生きとできて」
ある女性の独白から、その愛憎に満ちた半生を描く舞台『ヴィクトリア』で、21年ぶりに1人芝居に挑む大竹しのぶさん。「この台詞全部私なんだ……と呆然とした」と不安と期待を相半ばに笑う。
「一人芝居では、自分でイメージして、呼吸を作れるので、思うまま芝居ができます。でも、会話をする相手がいないの