1行も書けなかった「空白の2年間」を乗り越え 多崎礼さんが8年かけて紡いだ物語

書き始めから6年、構想段階を含むと8年――。多崎礼さんが長い年月をかけて生み出したファンタジーは、“国が滅び、国を興す”物語です。執筆中、祖母と父親が他界し、世の中はコロナウイルスが流行し、戦争が勃発しました。筆が進まなかった「空白の2年間」を乗り越えた多崎さんに、『レーエンデ国物語』の誕生秘話を聞きました。 ラフマニノフ“鐘”から着想を得た 多崎礼さんが、「空想世界で、国を滅ぼす年代記のよ

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