「読者に何か残る小説を」 直木賞の垣根涼介さん

直木賞に決まり、記者会見する垣根涼介さん=19日午後、東京都内 直木賞に決まった垣根涼介さん(57)は「歴史小説を10年書いてきて、いろいろな方の後押しがあっての受賞だが、きょうはたまたま僕の日だったのかな」と、喜びをかみしめた。 受賞作「極楽征夷大将軍」は、室町幕府を開いた足利尊氏を巡る重厚な歴史小説。人たらしの尊氏を、弟の直義や家臣の視点から描いた。「(原稿用紙)1700枚から削るのが一番つら

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