英王室批判の司会者降板 先住民巡り分断露呈―豪

【シドニー時事】オーストラリア先住民のジャーナリスト、スタン・グラント氏(59)が英国王戴冠式に絡んで王室批判を展開して激しい反発や中傷を浴び、司会を務めていた豪公共放送ABCの番組から降板を余儀なくされた。英国の植民地支配で迫害を受けた先住民と、親王室の保守層との間になお深い溝があるという豪社会の分断が露呈した形だ。 グラント氏は米CNNなどにも在籍した著名ジャーナリストで、昨年、ABC討論番組

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

CLOSE
CLOSE