見守り続けてきた2人…“心待ちにしていた”まひるとヒカリの引っ越し

第二章 その答え ~引っ越しの朝~ まひるとヒカリが引っ越してくる日の朝から、凛は落ち着かなかった。前に住んでいた家に引っ越してくるのだ。 まひるは、事故の事は覚えていないのだろう、ということは凛にも分かっていた。凛は、まひるが思い出す事が不安でもあり、直ぐ手を伸ばせばまひるが居る事の喜びと、複雑な気持ちだった。 いつも、どんな時も凛はまひるを守ってきた。しかし、幽霊である自分をどうしたら良いのか

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