大塩平八郎の書か、漢詩の掛け軸を京都で発見…浮かぶ静けさを好んだ人物像

江戸時代後期、天保の飢饉(ききん)で町奉行の米不足対策を批判して反乱を起こした大塩平八郎(1793~1837年)が書いたとみられる漢詩の掛け軸が新たに見つかり、大阪市内で披露された。犯罪捜査や裁判などを担当する幕吏・与力や、武装蜂起の中心人物という印象が強い大塩の、文人としての人間観や静けさを好んだ人物像が伝わってくる。(彦坂真一郎) 大塩の漢詩が書かれた掛け軸を確認する福島教授(大阪市北区で

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