横浜市警から冷戦時代の沖縄へ渡った男性 日本の110番構築担い、米海軍の暗号電報や共産圏向け宣伝工作ラジオにも

恩納村のVOA施設で記念撮影する冨田成名さん=1950年代(提供)  冷戦下の沖縄には、米国政府による共産圏向け宣伝工作のラジオ放送「ボイス・オブ・アメリカ(VOA)」の施設が国頭村奥間と恩納村にあった。沖縄出身者に交じって勤務していたのが、神奈川県出身で2013年に87歳で亡くなった故冨田成名(しげかた)さん。横浜市警察(現神奈川県警)の元技術職員だ。連合国軍総司令部(GHQ)本部の指示を受け

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