橋幸夫 「母は病床でも最後までデビュー曲を歌ってくれた」

母・サクさんと(橋幸夫。1989年)「孝行のしたい時分に親はなし」というが、男にとって生まれて最初に接する異性である母の愛のありがたみは、失ってみて初めて気づくことがほとんどだろう。「瞼の母」の思い出を、歌手の橋幸夫氏(73)が語る。  * * *  僕は6男3女の9人兄弟の末っ子。長男とは24歳も違います。家業が染物屋だったし、長男が青年実業家として手広く商売をやっていたので、母も手伝っていまし...

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